神社仏閣・泉区−1





 密蔵院

 

 

 高野山真言宗・南竺山正覚寺密蔵院です。1500年代前半に開創といわれ、開山は祐海法印。詳細は不明です。1347年銘の碑と1821年建立の木食観正碑が境内にあります。

 この階段の右には横浜市の名木古木に選ばれた大銀杏が 立っています。手前の階段の先は、数年前に開通した 環状4号線が参道を分断しています。

 道路が開通する前は、鬱蒼とした木に覆われた急な石段の参道で、お寺の姿がまるでわからず、何となく入りづらくて1度も訪れないままでした。今は遠目に見える茅葺の鐘楼が目をひきます。
 *小さく見えるカブはカブ太郎ではありません。
 道路をこえた密蔵院入口です。左には掲示版があって、高野山や真言宗のイベントが告示されていたりします。

 

 

 左の石碑が文政4年(1821)建立の「南無大師遍照金剛木食観正」と刻まれた木食観正碑です。  階段をのぼって振り返ると、参道が分断されているのがよくわかります。大銀杏が目立ちます。

 

 

 階段をのぼるとこじんまりときれいな境内。  左手に茅葺屋根がカッコいい鐘楼があります。奥には稲荷があります。

 朝6時に我が家まで聞こえてくる鐘です。除夜の鐘もよく聞こえます。  修行大師の像。

 本堂です。通常は閉まっていて中を拝めません。  後日訪れると本堂横で工事が行われており、扉が開いていたので、ちゃっかりあがりこみました。本堂の鴨居の上には祖師・先師像(絵)がいくつも掲げられていました。弘法大師くらいしか知りませんが。

 ご本尊は願行作とされる不動明王だそうです。暗くて見えませんが、どうやら厨子の扉が閉まっていてご尊顔は拝めないようです。不動明王の縁日(28日)に開くかもしれないので、そのうちに確認するつもり。  ご本尊に向かって左側、暗くてよく見えないのですがどなたさまでしょうか?(大日如来にしては如何せんシンプルに見えるんですが)。シルエットがイイ感じでした。

 お正月の境内、何か雰囲気が違うと思ったら。  本堂に幔幕がはられて扉が開いていました。お正月はいつでもご本尊にお参りできるのですね。


 和泉町727
 2008年6月8日、9月6日、2009年1月3日
            

     
                         

 

 

   

    
     

        

 

 

   

 

 

   
   
   
    
  
                 
 

  

 

   

 

 

   
     
      
 
 
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